2008年04月18日 の投稿

愛すべきお粗末なイギリス・エピソード1

2008年04月18日 17:30(金) by Ukki @ jaz

イギリスで暮らして、かれこれ10数年。”世界一便利&サービスの良い国”(・・・と信じて疑わない)日本からやって来た当初は、”うそ!信じられない!”という不便さの連続。苦情でも言おうもんなら、”何でこんな事でそんなに怒るのか?”と逆に諭される始末。

今ではスーパーのレジ係が、お客さんとの話しに没頭し、手元が動かず、自分の番が来るのが遅くても、ニッコリ笑って”Hello!”と挨拶する余裕まで出来ました。慣れってすごい!

それでも、いまだに”えっ、うそっ・・。”とビックリする事に遭遇します。

少し前になりますが、イースターホリデー中に、2泊の小旅行でウェールズに出かけました。

連休の混雑を予想し、1ヶ月前にActive Hotelというサイトでホテルを予約し、プリントアウトした案内を握り締め、あられの降る悪天候の中、やっとホテルに辿り着くと、手書きで”CLOSED”の貼り紙が・・・。

”そんな筈はない。”と何度も手元の紙と、ホテルと地図を確かめるも、やはり目指すホテルはここ。窓から中を眺めると、段ボール箱が散らばり、内部は荒れており、”CLOSED”に間違いなさそう。

あられの中、真っ暗なホテルのベルを電話を鳴らすが、応答は無し。寒さはこたえるし、もう半べそ状態です。

連休中でも営業している事を願いつつ、予約サイトに電話をすると幸運にも繋がりました。電話に出たのはこの国で滅多にお目にかかれない親切な好青年。一筋の光明~!

”そんな馬鹿な!他にも予約した方がいるんですよ!”と珍しくパニクッて親身に対処してくれた彼が紹介してくれたホテルに、運良く悪天候の為、空きがあり、何とか宿泊出来ましたが、これが夜中の到着だったら、間違いなく宿無し状態。到着時間が早かった事にひたすら感謝です。

これからネット予約の際には、電話確認もする事にします。

それでもまだ何か起きるかな?何せここはイギリスですから・・・。miscellaneous-023.jpg


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