文学好きで無くても、その名は一度は聞いた事がある、シェークスピア。作家の名は知らなくても、”ブルータス、お前もか?”の台詞で有名な”ジュリアス・シーザー”や悲恋”ロミオ&ジュリエット”等の作品は、ご存知でしょうか。
イギリスにお住まいの方は、緑美しく、エイボン川の流れる古都、ストラトフォード・アポン・エイボンで、シェイクスピアの生家に立ち寄り、そのベットの小ささに驚愕したかもしれませんね。
このシェークスピア作品が歌舞伎で上演される、来春の”松竹大歌舞伎”の話しを聞き、これは英国&日本の文化の融合が楽しめるチャンスと早速、チケットを入手しました。
恥ずかしながら文学作品に疎い私・・・。演目の”十二夜:Twelfth Night”を知りません。
「独特な歌舞伎の言い回しを楽しむ為にも予習は必要。」と、張り切って本屋で探すも原作は難しそうなものばかり。「あらすじだけわかればいいのだから・・・。」と子供向けの絵本をあさると、良いのがありました。
Marcia Williams著の” Bravo, Mr William Shakespeare!” £6.99
一話ごと4~6ページで、コミック風にアレンジされていながら、有名な台詞やユーモアも織り交ぜ、気軽に楽しめる絵本です。
他にも「リチャード3世」、「リア王」等の6作を収録。私のようなシェークスピア初心者にはお勧めです。勿論、お子様にも。