警官が駐車違反の切符を切っている最中に、ドライバーが車に戻ってきたらどうなるか。警官は切符を切りたいし、ドライバーはなんとか逃げだしたい。今回はこんな場面に遭遇してしまったフェラーリ458イタリアのドライバーが、散々な目に遭う一部始終のビデオがネットで話題になっています。
458のドライバーが車に戻って来たのは、ニューヨーク市警の警官がちょうど駐車違反切符を作成している最中。ドライバーは黙って運転席に乗り込み、エンジンをかけるが、警官は発進を阻止するようにフロント部にピタリと体を寄せた。それでもドライバーがゆっくりと車を進めようとしたその瞬間、警官は「俺の足をひきやがった」とぶち切れ、ドライバーを引きずり出し逮捕してしまった。
しかも話はこれだけでは終わらず、なんとこのドライバー、この警官から1000万ドル(約8億円)の損害賠償訴訟を起こされたという。「458イタリア」の持ち主はジュリアン・チャボット氏。『ニューヨーク・ポスト』紙によればネットビジネスを手がける28歳の男性だそうです。
彼を訴えたのはニューヨーク市警のフェリックス・レシオ巡査(34)で、訴えの内容は、違反切符を切っているときにチャボット氏が車を発進させ、故意に自分を轢こうとしたというもの。レシオ巡査の弁護士はチャボット氏の行為を凶器を使った第1級暴行罪で追及していくという。「チャボット氏がレシオ巡査の命を顧みなかったのは明らかで、下手をしたら大怪我か死に至っていたかもしれない」と話している。
一方、チャボット氏の弁護士は、「民事訴訟などとんでもない。問題の警官は怪我をしていないし、1000万ドルもの訴訟を起こされる筋合いはない」と真っ向から反論している。
ちなみに、当の警官はこの事件がトラウマになり、働くことができないと周りに話しているそう。 (でもこのドライバーの方がトラウマだと思いますが。。)アメリカらしい、ちょっとやり過ぎの感のある訴訟ですが、今後の動向が気になりますね。
みなさんも駐車違反には十分注意しましょう。


