「準国産」と鳴り物入りで導入されたボーイング787(B787)のトラブル問題が発生している件ですが、なんとなく車業界で働いている身としては、以前にアメリカで起きたプリウスのトラブルに似たような印象があります。
ボストンのローガン空港でのJAL機の2日連続でのトラブル、そして16日に高松に緊急着陸したANA機のトラブルと、一連の問題に関しては、その多くが電池からの発火であることもあって、日本製の電池に問題があるような報道がされています。そしてついに先日FAAと国交省が、バッテリーを製造したGSユアサに立ち入り検査に入りました。
GSユアサのバッテリーが疑われていますが、このバッテリーは三菱自動車の電気自動車や、ホンダのハイブリッドにも使われている非常に安全性と信頼性の高いバッテリーです。
B787はボーイング社が威信をかけて開発した戦略機。米政府もボーイングにはとても期待をしています。そこに冷や水が掛かるようなトラブルが発生。本来はボーイングの責任がまず問われるはずなのに、その目をそらさせるかのように、GSユアサのバッテリーがターゲットとなっているのが正直疑問に思います。
以下のニューズウィーク誌のサイトが良記事です。
Newsweek: http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2013/01/post-519.php
Business Journal: http://biz-journal.jp/2013/01/post_1411.html
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