ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツに‘Manet Portraying Life’を見に行ってきました。有名な作品は数点しかありませんでしたが、各部屋をテーマごとに区切り、裕福な家系に生まれたマネの生活とモデルの関係性が分かるシンプルな展示だったと思います。
驚いたことに、ほとんどの作品はマネの生前には発表される機会はありませんでした。マネ独自の細部をきちんと描かない表現方法は当時の人々には理解されず、彼の作品は未完成なものとして捉えられていました。そして日本の浮世絵に影響された白っぽく人物の顔や肌を塗りつぶす方法は死体を描いていると酷評されていたそうです。(ずいぶん昔ですが、私はマネとモネの区別が付かず’マネは浮世絵のマネをする。’と覚えていました。)ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツも当時マネの作品を展示することを拒否しています。
皮肉なことに、現在ここで開催されているマネ展の多すぎる観客数を対応するために週末は23時まで、最終週末は24時まで会場を空けています。4月13日までです。

