大衆紙デイリーメールの大々的なキャンペーンのおかげで、ようやく政府が重い腰を上げ、悪徳な私有地駐車場管理業者への取り締まりを決定致しました。
只今、無法地帯の私有地では、前記事でもご案内したように、悪徳業者のやりたい放題。
これに対し政府は、厳格な審査の上、業者を資格制で選別し、
1)クランプの取り外し料はロンドン外£40、ロンドン市内£70を上限とする。
2)クランプ直後の牽引の禁止。
3)牽引された車両の引き取り料は、ロンドン外£105、ロンドン市内£200を上限とする。(現在、最高額は£500!)
4)罰金の現金回収の為、業者が運転手に付添ってキャッシュポイント等に、赴く事を禁止。
5)駐車禁止の看板を隠したり、見えにくい所に設置する事を禁止。
これに反した業者は資格を剥奪。その後も悪行を続けるようであれば、最長で5年の懲役に加え、最高£5000の罰金。無資格の業者と取引を行った地主にも懲役が科せられます。
また、運転手側が抗議の出来る法廷の設立も取り決められました。
朗報・・・とは言え、まだ法は施行されたわけではありませんので、それまで充分にお気をつけ下さい。
最後の悪あがきで、逆に張り切ってる場合がありますから・・・。