2009年07月15日 の投稿

レッド クリフ

2009年07月15日 15:33(水) by ずず@service

images.jpg 横山光輝のマンガ‘三国志’が好きで何度も読み返していました。三国志の中でも有名な話’赤壁の戦い’がジョン・ウー監督によって’レッド クリフ’として映画化され、やっとロンドンでも上映されました。これまでマンガで知っていた世界が映画としてどのように具体化されたのか、確認しに見に行ってきました。

三国志とは中国、二・三世紀頃の魏・呉・蜀の三国が争覇した物話です。’レッド クリフ’は本来敵対している呉(戦力約2万人)と蜀(戦力約2万人)が協力して魏(戦力約20万人)を巧みな戦略で倒す話です。三国志の登場人物の中で一番好きな人物は蜀の国の劉備に仕える天才軍師、孔明です。それと何度負けて無一文になっても繰り返し一から国を大国に造り上げていく、魏の国のボス曹操。横山光輝の’三国志’では人物描写が丁寧に描かれていましたが、映画では戦いの場面のすごさと恋愛の部分が強調され、登場人物は単純にそれぞれ品の人・徳の人・賢の人・武の人と表現されていただけでした。しかし金城武、扮する孔明はマンガの中で想像していた人物像に近かったような感じがします。

この’レッド クリフ’パート2もあるのですが、パート1ですらメジャーな映画館で一、二週間しか上映していないくらいの不人気ぶりなのでパート2が果たしてロンドンで上映されるのかどうか今から少々不安です。


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