続・私有地駐車取締りの横暴

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駐車時間をオーバーしてしまった二組の家族の明暗・・・。

公道に駐車した組は、戻るとフロントガラスに置かれた通達を発見。罰金は£70。郵便でも支払う事が可能で、一定期間内に速やかに支払いが行われた場合、半額まで割引の処置もあり。罰金に納得いかない場合は、発行のカウンシル、警察や裁判での抗議も出来ます・

一方、そこからたった50ヤードほど離れた私道に駐車した組は、車は既にクランプ(車輪留め)され、威圧的な管理者に、罰金£500の現金&即払いを強いられ、泣く泣く近くのキャッシュマシーンに出向く羽目に。警察の介入は望めず、1箇所、抗議出来る先は、罰金を徴収した悪徳会社、そのものにだけ。

ディリーメールの囮調査によると、日本人コミュニティの多い、Ealing Broadway駅周辺でも、デジタルカメラを使った小ざかしい手で、たった32秒の駐車で£150の罰金が送られてくる・・・という悪行。中にはリバース灯が点灯し、駐車ではなく、切り替えしの為に駐車禁止区域に入ったであろう車両まで、罰金の対象となっている・・・ってんだから、善良な市民はたまりません。

ついに大手大衆紙、ディリーメールが声を高らかに法の改正を叫び出しました。

要求内容は・・・

1)私有地駐車罰金に関する、苦情や抗議を受ける媒体を設ける事。

2)私有地での罰金に上限を定める事。

公道での罰金上限は、ロンドン以外の駐車違反£70、ロンドン市内の駐車違反£120、牽引£105、牽引に伴う保管料1日£12、クランプ取り外し£40

3)牽引を制限する。

公道では駐車車両がa)危険を生み出す状態にある、b)出入りの障害となる、c)放置されていると考えられる・・・の場合のみ、牽引が許可されます。

4)奨励金の廃止。

正規の取り締まり会社は、駐車違反車の有無に拘わらず、一定の報酬を受けるのに対し、悪質な会社は1台に付きコミッションを受け取る歩合制。上記、Ealingのケースでは1台違反車を写真に収めると、£30支払われるそうです。

大々的なデイリーメールのキャンペーンに、AAも大賛成!私も大賛成!

でも何らかの処置が取られるまでは、皆様、同じ駐車違反なら公道にしましょう。



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“続・私有地駐車取締りの横暴” に対しての2 件のコメント

  1. 小橋 より:

    待ってました!続編

    罰金を即払いしないとクランプを外してもらえないとは厳しいですね。
    後日郵便で払う場合は納付率も気になるところですが。

    それにしてもやりたい放題っていう感じですね。
    法的には問題ないのでしょうか?

  2. Ukki @ jaz より:

    小橋様、早速のコメント、ありがとうございます。

    公道の罰金制度は2004年より法定されていますが、私有地は現在、野放し状態です。(スコットランドは既に私有地でのクランプは禁止してます。)

    一応、British Parking Associationが、これらの私有地管理者を取り締まる団体の筈ですが、実際は業者の言いなりの役立たず。
    Security Industry Authority(SIA)がCowboy Clampers(悪徳車輪はめ業者…とでも訳すんでしょうか?)にライセンスを与えているのですが、このSIA自体が大問題の怠け者団体のようです。

    ようやくHome Officeが重い腰を上げて、年末までに法案を固めるよう努力するとの話ですが、この国の事です…、時間はかかりそうですよね。

    また、続報があったら、お伝えします。

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