先に紹介したTotnesから南へ12マイル。
国道から転がるように急な坂道を抜けると、カラフルな町並みを対岸に、ダート川・河口の港町、ダートマスが出現。
女流推理作家で名高い、アガサ・クリスティの故郷でもあるこの町は、まるで絵に描いた美しさの港町です。
実際、ここの絵を売るアートのお店の多いことなんのって。
16-17世紀、エリザベス朝の建物が狭い路地に入り乱れ、歴史的建造物が沢山。
中でも、1635-1640年に建てられた、Butterwalkは石のコラムに支えられた、今ではすっかりひん曲がってしまって危なげな木造建築。でもいまだ、現役の商店として頑張ってます。1671年には、チャールズ2世も訪れた由緒ある場所だそう・・・。
1639年、新埠頭に立てられた、Royal Castle Hotelも、床が斜めになりながらも、持ちこたえています。
(右から3軒目の白亜の建物)
ここの1階のラウンジはいつでも人が一杯。宿泊客で無くても、食事が楽しめます。
・・・そしてまた、地元エールとパブ飯に酔ってしまうのでした・・・。