2008年10月08日 の投稿

竜馬がゆく

2008年10月08日 12:46(水) by ずず@service

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帰国売りで譲っていただいた司馬遼太郎著’竜馬がゆく’を読んでいます。その文中で魅力的な竜馬のせりふがありましたので紹介いたします。

‘ワシントンというのは、ヴァージニア州の未亡人の子だそうだ’

竜馬は、突拍子もなくいう。

‘測量技師だったが、こいつは兵隊を動かすのがうまいというので武士になり、だんだん大将になった。それまでアメリカは英国の属国だったが、英軍と戦って何度も負け、最後に勝ってアメリカを独立させ、初代大統領になった。日本でいえば徳川家康だ。ところがその子孫は大統領でない。徳川家とはちがう’

‘日本では、戦国時代に領地をとった将軍、大名、武士が、二百数十年、無為徒食して威張りちらしてきた。政治というものは、一家一門の利益のためにやるものだということになっている。アメリカでは、大統領が下駄屋の暮らしの立つような政治をする。なぜといえば、下駄屋どもが大統領をえらぶからだ。おれはそういう日本をつくる’*

龍馬は草の陰から今の日本をどのように観察しているのでしょうか。

*司馬遼太郎、’竜馬がゆく'(三)、(株)文藝春秋、1975、第一版、p413-414.


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