英国で運転免許を取る

イギリスに住む、あるいはこれから住もうとする日本人は日本の免許を英国免許に切り替えることが出来ます。手続きの方法についてはご存知の方が多いと思いますが、jazのサイトに入りhttp://www.jaz-europe.com/ 無料相談サービスをクリックすると詳しい説明があります。
イギリスで試験を受け免許を取らなければならなかった頃に比べればずいぶんラクになりました。

いや、切り替えする免許が無い方にとっては今でも受けなければならない試験です。考え方によっては日本より簡単とも言える英国の運転免許試験。今は実技の前にtheory testというのがありますが数年前までは全てが一人の試験官によって審査されました。

試験は時間にして2時間弱。指定された試験場に行きます。名前を呼ばれたらすぐ答えること。これが聴力テストを兼ねています。試験と言っても公道でのテスト。試験官に従って試験場の外に出ると大抵外には数台の数台の車が停まっています。試験官はおもむろに立ち止まり、通りの向こうに止まっている車を指して尋ねてきます。「あの車の番号は?」ナンバープレートの番号を正しく読めればOK。これが視力テストです。

続いて実技テスト。緊張しながら一時間ほど試験官の指示する通りに運転します。走り出す前に試験官が説明をします。「私が右折、左折、止まれという指示を出さない限りまっすぐ走ること。それと緊急停止の合図をします。その時は・・・」といっておもむろに持っている書類でダッシュボードを叩く動作をします。そういう合図があったら速やかに急ブレーキをかけること。スキッドといって車が横滑りするようなブレーキのかけ方をするとアウト。まあ、速度制限を守り、信号を無視せず、蛇行せず流れに逆らうことなく運転すれば良いわけです。最後に口頭試問があり、結果はその場で試験管から伝えられます。パスすれば「I am pleased to tell you that you pass the test」落ちた場合これが「I am afraid to tell you….」となるわけです。英語の表現は結論から先に出ます。3番目の単語pleasedかafraidを聞けば結果は明白。ここでめでたくpleasedという単語をもらえればパス。そこで証明書をもらいあとは本免許の申請書を出すだけ。

面白いことにこの試験中の車に通訳として友人や知人が乗っても構いません。例外はその人が受験者に車の運転を教えた人。運転教官はもちろん不可。英国に着いて間もない友人達のため私は何度となく後ろの席に通訳として座りました。実際に運転も教えていますがそんなことはそ知らぬ顔。「はい、私は友人で通訳です」試験管が出す指示を通訳します。「次を右」「今度は次の過度を左」といった具合です。
何人もやっていますと同じ試験場で試験官に出くわすこともあります。「あんた本当に通訳か」そんなことを尋ねられたこともありました。「訳は最低限の言葉にしなさい」なんていう注意もそれを意識してのことでしょうか。

無事実技が終わると最後に口頭試問です。大体3問程度の質問。たとえば「高速道路を走行中霧が出てきました。どう運転しますか」といった質問。当時私の友人達はずぼらな者が多くHighway codeという交通法規の本をちゃんと勉強していません。つい助け舟を出します。「いいか、僕が質問を翻訳するから分からなくても何か返事するんだぞ。そうしたら適当に答えを言うから」さて、件の質問がありました。友人の答えは「あー腹減りましたね」返事が短すぎて長い説明が出来ません。「リアフォグライトを点け、速度を落とし車間距離を十分とって・・・」苦労しながら翻訳のふりをして説明しました。

こんなおおらかな試験で結果は即決。練習だって仮免申請をすれば誰でも取れるので路上ですぐ練習です。実際に運転を教えるのは英国免許を持っている人なら誰でも出来ます。
「腹減った」私の友人のテストの結果です。なめちゃいけません。返事は「I am afraid…」で始まりました。

現在の試験のやり方は多少変わっているはずです。詳細はこちら
http://www.direct.gov.uk/en/Motoring/DriverLicensing/index.htm
Highway Codeは書店で売っています。ドライバーズガイド日本語訳の本もあります。
http://www.direct.gov.uk/en/Motoring/DriverLicensing/index.htm
http://www.lib.uk.net/onlineshopping/index.html


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