国道の見分け方
イギリスを走る際に、すべての高速道・国道にコード番号がついているのに気が付くだろう。あらゆる交差点や道路脇に立っている方向案内標識に必ずコード番号も書かれている。 方向案内標識は英国本土内すべて統一されており、また市販されているどのロードマップを買っても、同じようにコード番号が明記されている。
ロードマップは、各道路がカラフルに色分けされていて、道路を辿りやすいようになっている。(下の表はAA・AtoZの地図を元にしたもの)
コード | 説明 | 色 |
M | 高速道路 | 青 |
A | 主要国道(何県も通り抜ける国道) | 緑 |
A | 一般国道(主に短い区間や県内のみの国道) | 赤 |
B | 主要一般道(国道よりも道の状況が悪い場合の道) | 黄 |

国道によって色が異なる
高速道路(Motorway)
イギリスを縦横に張り巡らされている高速道のほとんどは無料で走れる。大都市に近くなるほど車線数が多くなる。
ロンドンやマンチェスターなどには、外側を一周する外環道が設けられており、それなりに交通量も多いので、日本では考えられないほどの車線数(ロンドンM25のヒースロー空港付近は5車線)となっている。
高速道途中のジャンクションは、すべて進行方向の左側に抜けると思って良い。表示もはっきりしており全てのジャンクションに数字が割り当てられているので予定の場所を通り越してしまうという事はまずないだろう。一般に高速道の最高速度は70マイルだが、場所によっては速度制限もある。(M25やマンチェスター外環道M60には、その時の交通状況によって変更表示する電工表示板があり、数字で表示される)
